iMac 24インチをモニターアームに付けたい。購入時に決める必要がある理由
iMac 24インチをモニターアームに付けたいなら、注文時に「VESAマウントアダプタ搭載」の構成を選んでください。Appleはアームや壁に取り付けたい場合に、この構成を選ぶよう案内しています。
スタンド付きで買ったあとに、自分でアームへ付け替えることはできません。Appleの説明書では、VESAマウントアダプタの取り付けと取り外しは「Appleまたは正規サービスプロバイダ」の作業とされています。後から変える場合の可否や費用は、公式情報では確認できませんでした。
まず自分の環境で付けられるかを知りたい場合は、診断ツールが早いです。
お使いのディスプレイとデスクがアームに対応しているか、先に確認できます。
スタンド版とVESA版は別の構成として売られている
iMac 24インチには、通常のスタンドが付く構成と、VESAマウントアダプタが付く構成があります。VESAは、モニターとアームや壁掛け金具をつなぐ取り付け穴の国際規格です。この規格に合うアームなら、メーカーが違っても取り付けられます。
Appleの製品仕様ページには、壁や調節式アームに取り付けられるiMacが必要な場合は「VESAマウントアダプタ搭載iMacを選べます」と書かれています。スタンド版は、アームに付ける前提の構成ではありません。
VESA版では、スタンドの代わりにアダプタが付きます。そのため、アームか壁掛け金具が手元にないと、机の上に置いて使うことはできないと考えてください。これはスタンドが付かないという仕様からの推測で、公式に「置けない」と書かれているわけではありません。
後から付けたくなったらどうする?
結論は、自分では付け替えられず、Appleまたは正規サービスプロバイダに頼むことになります。
Appleには、iMac(24インチ、2024年)のVESAマウントアダプタの修理手順が公開されています。そこには、アダプタをスタンドに交換する場合の手順もあります。つまり、構造上は交換できる前提の部品です。
ただし、作業は個人向けではありません。手順書には次のような条件が並んでいます。
- ディスプレイを先に取り外す
- トルク(締め付けの強さ)を管理できる専用ドライバーと、サポート固定具キットを使う
- ネジ7本を決められたトルクで締める
- 位置合わせ用のピンは、交換用アダプタにしか付属せず、単品では注文できない
販売時のサービスとして「スタンド版からVESA版への変更」を受け付けているか、費用がいくらかは、今回確認できた公式ページには見当たりませんでした。後から変える可能性があるなら、Appleに事前に問い合わせてください。
アーム選びで見る4つの条件
Appleのセットアップ説明書(2021年版)に、取り付けの条件が載っています。iMac 24インチの現行モデル向けの最新版かどうかは確認できていないため、購入前に最新の案内も見てください。
| 項目 | Appleの案内 | 選ぶときの目安 |
|---|---|---|
| 取り付け穴 | 100mm間隔、M4×0.7mmのネジ | VESA 100×100対応 |
| 耐荷重 | 少なくとも約4.5kgを支えられること | 余裕のある耐荷重 |
| 向き | 縦向き(ポートレート)は不可 | 横向きだけで使う前提 |
| 傾き | 下へ5度、上へ25度まで | 角度の自由度は高くない |
iMac 24インチ(スタンド付き)の本体重量は、公式仕様で約4.42kg(2ポートモデル)〜4.44kg(4ポートモデル)です。VESA版の重量は確認できませんでした。耐荷重の数字は、4.5kgぎりぎりではなく、余裕のあるものを選ぶのが安全です(これは私の判断です)。
そのほかの注意点として、説明書には次のことも書かれています。
- 天井など、画面を下に向けた取り付けは不可
- 背面・底面・側面と壁などの間を25mm以上あける
- 底面の通気口をふさがない(棚や戸棚の中は避ける)
縦置きにできない点は、一般的なモニターとの大きな違いです。縦に使いたい用途には向きません。
条件に合うアームは、VESA 100×100対応のモニターアームの仕様欄で確認できます。耐荷重と取り付け穴の規格を、先に見てください。
アームを使うか迷っているなら
次のように考えると決めやすくなります。
| 状況 | 選ぶ構成 |
|---|---|
| 机の広さを優先したい、高さや位置を変えたい | VESA版 |
| アームは使わない、すぐ置いて使いたい | スタンド版 |
| いつか付けるかもしれない | 後から変更できるか確認してから |
迷う場合に問題になるのは、スタンド版からの変更の手間と、VESA版を選んだ場合の「アームが届くまで置けない」状況です。どちらも、購入前に決めておけば避けられます。
構成の選択は、台座の種類だけではありません。メモリや内蔵ストレージも購入時に決める項目です。後悔しないために、Macメモリ必要量 診断やMacストレージ必要量 診断で、自分に必要な容量を確認しておくと安心です。何年使うかが決まっていないなら、製品の寿命・サポート期間も参考になります。
台座の種類と容量をまとめて決める前に、メモリの目安を確認しましょう。