Sidecarの対応機種一覧:古いMac・iPadで使えるか確認する

2026/10/6PR

Sidecar(iPadをMacの外付けディスプレイとして使う機能)は、Macが2016年以降のモデル(MacBook Airは2018年以降)、iPadがiPad Pro全モデル・iPad第6世代以降・iPad mini第5世代以降・iPad Air第3世代以降で使えます。Appleの公式サポートページに載っている条件です。

古い機種でも、この年式に入っていればSidecar自体は使えます。ただし、2026年のiPadOS 27・macOS 27では対応機種が絞られました。Intel搭載Macはmacos 27の対象外になり、iPadも5機種が対象外です。「Sidecarが使えるか」と「最新OSに上げられるか」は別の話なので、この記事では両方を分けて整理します。

自分のMacとiPadの組み合わせで使えるかどうかは、次のツールでまとめて確認できます。

手持ちのMacとiPadの組み合わせで、Sidecarが使えるかを調べられます。

連携機能診断で、Sidecarの対応を確認する

Sidecarに対応するMacは2016年以降

Sidecarを使うには、macOS Catalina 10.15以降が必要です。対応するMacの年式は次のとおりです。

Macの種類対応する年式
MacBook Air2018年以降
iMac(27インチ Retina 5K)2015年後半
上記以外のMac2016年以降

MacBook Airだけ2018年以降と、1世代新しい線が引かれています。2016年や2017年のMacBook Airは対象外です。年式の細かい区分は、Apple公式の対応表で最終確認してください。

Sidecarに対応するiPadは第6世代・mini 5・Air 3以降

iPad側は、iPadOS 13以降が必要です。

iPadの種類対応するモデル
iPad Pro全モデル
iPad第6世代以降
iPad mini第5世代以降
iPad Air第3世代以降

無印iPadの第5世代以前、iPad mini 4以前、iPad Air 2以前は、この一覧に入っていません。

2016年以降のIntel Macは使える。ただしmacOS 27には上げられない

Intel搭載のMacは、Sidecarの条件(macOS 10.15以降)を満たしていれば、今も使えます。

一方、Appleが公開しているmacOS 27の対応機種は、Appleシリコン(MシリーズのApple製チップ)を搭載したMacだけです。Intel Macはすべて対象外になりました。

Appleのサポートページには、iPadOS 27・macOS 27以降ではSidecar上のタッチ操作が大幅に拡張されたと書かれています。それ以前のバージョンで使えるタッチ操作は、2本指スクロールやコピー、貼り付け、取り消しなどの限られたジェスチャーです。Intel Macではこの拡張機能は使えない、というのが私の読みです(拡張にiPad側・Mac側の両方が27を要するかは、ページからは断定できませんでした)。

iPadOS 27で対象外になるiPadは5機種

iPadOS 27の対応機種は、Appleのサイトでは次のように載っています。

iPadの種類iPadOS 27の対応
iPad Pro12.9インチは第4世代以降、11インチは第2世代以降、M4以降のモデル
iPad Air第4世代以降
iPad第9世代以降
iPad mini第6世代

この一覧に入らないのは、次の5機種です(Appleの対応一覧と、Sidecar対応機種の一覧を突き合わせた私の整理です)。

  • iPad Pro 12.9インチ(第3世代)
  • iPad Pro 11インチ(第1世代)
  • iPad Air(第3世代)
  • iPad(第8世代)
  • iPad mini(第5世代)

これらはSidecarのハードウェア条件には入っていますが、iPadOS 27には上げられません。Sidecar自体の条件はiPadOS 13以降なので、iPadOS 26までの状態で使い続けることになります。ただし、iPadOS 26のiPadとmacOS 27のMacを組み合わせた実機での動作は、私は確認できていません。

Sidecarを使う前に確認する接続条件

対応機種に入っていても、次の条件を満たさないと接続できません。

  • 両方の機器で、2ファクタ認証を有効にした同じApple Accountにサインインしている
  • ワイヤレスの場合、2台の距離が10メートル以内で、Bluetooth・Wi-Fi・Handoffがオンになっている
  • iPadでモバイルデータ通信を共有していない。Macでインターネット共有をしていない
  • USB接続の場合、iPadで「このMacを信頼」を済ませている

ワイヤレスでも使えますが、Appleは使用中の充電のためにUSB接続を勧めています。

非対応のiPad・Macで使える代替策

Sidecar自体は使えなくても、画面を増やす方法はあります。

  1. サードパーティ製のアプリを使う iPadをサブディスプレイ化するアプリが、各社から配布されています。対応するOSの範囲は配布元ごとに違うので、お手持ちのMacとiPadが入っているかを、購入前に配布元で確認してください。Apple純正と違って、Apple Pencilでの操作などは対応が分かれます。

  2. 画面をもう1枚追加する iPadの性能がネックなら、割り切ってUSB-C接続のモバイルモニターを使う手があります。ケーブル1本で映せるものが多く、iPadの対応年式に左右されません。

  3. 今のiPadを使い続ける Sidecarの対応範囲に入っているなら、OSの最新版に上げられなくても、機能そのものは使えます。急いで買い替える必要はありません。

買い替えるなら、iPadOS 27対応のiPadが基準

Sidecarが使えない、または動作が不安定でiPadを買い替えるなら、iPadOS 27の対応一覧に入る機種を選べば、Sidecar対応のOSを当面追えます。新しいiPadが何年使えそうか(OSの対応期間やバッテリーの最大容量)は、持っている機種ごとに診断できます。

今のMacやiPadがあと何年使えるかを、機種ごとに確認できます。

製品の寿命・サポート期間を診断する

出典・参考にした公式情報

この記事について

ガジェットKASHIWAGI公開日:2026/10/6