iPhoneのゲームは何GB使う?重いゲームの傾向と、遊ぶ本数別の必要容量の考え方
iPhoneのゲームの容量に「平均何GB」という答えはありません。1本ごとの差が大きく、アップデートのたびに変わるためです。
必要な容量は、「自分が遊ぶゲームの実測サイズ × 本数 + ゲーム以外のデータ + 余裕」で見積もれます。実測サイズは、iPhoneの設定アプリですぐ確認できます。
この記事では、重くなりやすいゲームの傾向と、本数別の見積もり方、足りなくなったときにゲームを消さずに空きを作る方法をまとめます。タイトルごとの容量は更新で変わるため、個別の数値は載せません。
自分の遊び方だと何GB必要かは、診断ツールで確認できます
ゲーム容量に「平均何GB」はない
同じ「ゲーム」でも、パズルのように軽いものから、3Dで長時間遊ぶものまで、容量の幅はとても広くなります。平均を出しても、自分の1本には当てはまりません。
さらに、ゲームの容量は固定ではありません。アップデートで新しい要素が加わると、あとから増えることがあります。
このため、記事やランキングで見かけた数値を足し算するより、自分のiPhoneに入っているゲームの実測値を使うほうが確実です。
重くなりやすいゲームには傾向がある
次の表は一般的な傾向をまとめたものです。例外はあるので、目安として見てください。
| 傾向 | 理由 | 容量への影響 |
|---|---|---|
| 高画質の3Dゲーム | 画像や立体モデルのデータが大きい | 大きい |
| 広いマップのゲーム | 地形や建物のデータが多い | 大きい |
| ムービー・ボイスが多い | 映像や音声はデータが大きい | 大きい |
| 長く運営されるゲーム | 更新のたびにデータが増えやすい | 増え続ける |
| パズルや2Dの簡素なゲーム | 画像や音声の量が少ない | 小さい傾向 |
広いマップのゲームは、いわゆる「オープンワールド」(自由に歩き回れる広い世界)と呼ばれるタイプです。
初回ダウンロードのあとにデータが増えるゲームもある
ゲームによっては、アプリ本体をインストールしたあとに、追加のデータを取得する作りになっています。
Appleの開発者向け資料にも、ゲームの追加コンテンツを、あとからダウンロードして扱う仕組みが説明されています。進行に応じて必要なデータを取得するゲームでは、遊び進めるほど容量が増える場合があります。
そのため「インストール直後の容量」が、そのまま「遊び続けたときの容量」とは限りません。数週間遊んだあとに、もう一度容量を確認すると、実際の使用量が分かります。
ゲームごとの容量は設定アプリで分かる
自分のiPhoneで確認する手順は、次のとおりです。
- 設定アプリを開く
- 「一般」をタップする
- 「iPhoneストレージ」をタップする
画面には、アプリごとの使用量が一覧で出ます。アプリ名をタップすると、詳しい内訳が見られます。
なお、Appleのサポートページによると、一時的なキャッシュ(再利用のために一時的に保存されるデータ)は、アプリの使用量に含まれない場合があります。表示される数値は、目安として使ってください。
本数別:必要容量の見積もり方
見積もりは3段階です。
手順1:遊ぶゲームの実測サイズを調べる
先ほどの設定画面で、遊んでいる(または遊びたい)ゲームの容量を確認します。まだ入れていないゲームは、App Storeの表示サイズを仮の値にして、あとから入れ直して確認してください。
手順2:本数を掛ける
1本あたりの平均サイズに、同時に入れておきたい本数を掛けます。
次の表は、掛け算しただけの計算例です。実際のゲームのサイズではなく、イメージをつかむための仮の数字です。
| 同時に入れる本数 | 1本が5GB | 1本が10GB | 1本が20GB |
|---|---|---|---|
| 3本 | 15GB | 30GB | 60GB |
| 5本 | 25GB | 50GB | 100GB |
| 10本 | 50GB | 100GB | 200GB |
重いゲームが混ざると、合計は一気に大きくなります。
手順3:ゲーム以外の分と余裕を足す
iPhoneの容量は、ゲームだけで使うものではありません。iOS本体、写真、動画、アプリのデータも入ります。ゲームの合計に、これらの分と、空きの余裕を足してください。
写真や動画をたくさん撮る人は、そちらの分が大きくなりがちです。ゲームと写真・動画の両方を入力して、必要な容量を出したい場合は、iPhone・iPad ストレージ必要量 診断が使えます。
遊ぶ本数ごとの考え方
本数ごとに、考え方の軸が少し変わります。
- 1〜3本:ゲームの合計は、写真や動画と比べて小さく収まりやすい構成です。それでも重いゲームが含まれるなら、実測値で確認してください。
- 4〜10本:ゲームの合計が、全体の容量に響き始めます。遊ぶ頻度が低いゲームは、容量の優先度を下げる判断が必要になります。
- 10本を超える:全部を入れっぱなしにする前提では、容量が足りなくなりやすくなります。遊ぶ順に入れ替える使い方が現実的です。
容量が足りないときは、ゲームを消さずに「取り除く」
ゲームを完全に削除しなくても、空きを作る方法があります。
Appleのサポートページによると、Appを「取り除く」(オフロード)と、そのAppが使っていた容量が空きます。このとき、Appの書類とデータは残ります。一方、Appを「削除」すると、Appと関連データが消えます。
操作は、iPhoneストレージの一覧でアプリ名をタップし、取り除くか削除するかを選びます。しばらく遊ばないゲームは、取り除くほうが再開しやすくなります。
ただし、ゲームの進行データがiPhone内にあるのか、ゲーム会社のサーバー側にあるのかは、ゲームごとに違います。取り除く前に、アカウントの連携や引き継ぎの設定を確認してください。
iPhoneの容量は購入後に増やせない
iPhone本体の内蔵容量は、購入したあとに増設できません。たとえば、Appleの技術仕様によると、iPhone 18 Proの容量は256GB、512GB、1TB、2TBの4種類です。価格は購入ページで確認してください。
ゲームを何本も入れておきたい人は、機種を選ぶ段階で、容量を余裕を持って選んでおく必要があります。
買い替えを考えているなら、使い方に合う機種と容量を絞り込めます