iPhone・iPadを長く使う選び方|3年・5年・7年で見るポイントが違う

2026/10/3PR

使う期間によって、見るべき条件は変わります。目安は次のとおりです。

  • 3年以内:バッテリーはほぼ気にせず、容量と予算で選ぶ
  • 4〜5年:バッテリーの劣化を見込み、交換するかどうかを先に決める
  • 6年以上:OSの対応期間と修理を受けられる期間が、いちばん大きな分かれ目になる

「何年使えるか」はAppleが機種ごとに保証しているわけではありません。ただ、バッテリーの設計値、修理の受付期間、最新OSの対象機種という3つの公式情報から、おおよその見当はつけられます。

期間別に見るポイントの早見表

使う期間最優先容量バッテリー
〜3年予算と容量今の使い方に合わせるほぼ問題にならない
4〜5年バッテリー交換の前提1段階余裕を持たせる交換1回を見込む
6年以上OS対応と修理期間余裕を持たせる交換前提で、新しい世代を選ぶ

「自分は何年使う想定で、どの機種が合うのか」は、使い方や画面サイズでも変わります。

使う期間と使い方を入力すると、合う3機種を理由つきで確認できます。

iPad・iPhone 機種選び診断で候補を絞る

バッテリーは1,000回の充電で80%が設計の目安

バッテリーの減り方は、Appleが設計値を公表しています。

機種容量80%を維持する目安
iPhone 14以前フル充電500回
iPhone 15以降フル充電1,000回
iPadフル充電1,000回

どれも「理想的な条件下で」の数値で、実際の使い方や充電方法で変わります。

充電サイクルは、バッテリー容量の100%分の電力を使い切ると1回です。夜に20%から100%まで充電して、翌日は朝まで使うという使い方なら、1日で0.8回ほど進む計算です。

1日1回使い切るとして単純に計算すると、500回は約1年5か月、1,000回は約2年9か月です。これは私の計算で、実際の減り方は使い方によります。

つまり、3年以内で手放すなら、バッテリーの劣化はほとんど判断材料になりません。

3年以内は容量だけ決めれば十分

短期で使う場合は、バッテリーより容量の選び方が失敗しやすいポイントです。

iPhoneやiPadは、購入後に内蔵ストレージを増やせません。容量が足りなくなると、写真やアプリを消す手間が増えます。3年程度なら、今の使用量に少し余裕を足した容量で足ります。

容量の目安は、iPhone・iPad ストレージ必要量 診断で、写真・動画・ゲームなどの使い方から確認できます。

4〜5年はバッテリー交換を前提に考える

先ほどの計算では、5年使うと設計値の1,000回を超える可能性が高くなります。バッテリーが消耗品である以上、5年使う前提なら「交換1回」を最初から見込んでおくのが現実的です。

Appleの案内では、次の点が確認できます。

  • 製品の保証には、欠陥のあるバッテリーの修理が含まれる
  • 保証対象外でも、有償でバッテリーサービスを受けられる
  • バッテリーを交換すると、本来の容量や性能を取り戻せる

交換費用は、Appleの公式サイトで機種ごとに確認してください。交換の費用を見込んでおけば、本体を買い替えるより安く長持ちさせられる場合があります。

なお、バッテリーの状態が「著しく劣化」と表示されても、Appleは安全上の問題ではないとしています。ただし、電池持ちや動作の不満は出やすくなります。

6年以上はOSの対応と修理期間で決まる

長く使うほど、バッテリーよりも「OSがいつまで対応するか」が問題になります。

2026年9月に提供が始まったiOS 27は、iPhone 11シリーズ以降、iPhone SE(第2世代以降)が対象です。Apple公式の対象機種一覧で確認できます。ここから、発売から数年たった機種でも最新OSを使えることが分かります。

ただし、Appleは機種ごとの対応年数を約束していません(確認できた範囲)。「新しい機種ほどOSの対応が終わる時期は遠い」と考えるのが妥当、というのは私の推測です。

修理は「販売終了」から数える

修理の受付期間は、購入日ではなく、Appleが販売店への供給を止めた日が起点です。

  • 供給停止から最低5年は、修理や部品の入手ができる
  • 5年以上7年未満は「ビンテージ製品」で、部品の在庫があれば修理できる場合がある
  • 7年以上は「オブソリート製品」で、ハードウェア修理は受けられない

型落ちを安く買うと、残りの期間が短いかもしれません。6年以上使うなら、発売時期が新しい機種のほうが有利です。

所有中の機種があとどれくらい使えるかは、製品の寿命・サポート期間で確認できます。

iPadは1,000回の目安でも減りにくい

iPadもiPhoneの最近の機種と同じく、1,000回で80%が設計の目安です。

iPadはiPhoneより充電の頻度が少ない使い方が多く、同じ年数でもサイクル数は少なめになる傾向があります(これは一般的な使い方からの推測です)。

そのため、バッテリーの面ではiPadのほうが長持ちしやすいと言えます。一方で、iPadもOSの対象機種からは外れていきます。購入前に、iPadOS 27の対象機種一覧で、気になる機種が入っているかを見ておくと安心です。

購入前に確認する3ステップ

  1. 何年使うかを決める(3年・5年・7年のどれか)
  2. 期間に合わせて、容量・バッテリー・発売時期を確認する
  3. 新品か、整備済製品・中古かを決める(中古は発売時期から残りの期間を見る)

迷う場合は、期間を決めたうえで診断ツールにかけると、候補を絞れます。

いま使っている機種があと何年使えそうかを、シリーズの発売時期とバッテリーから確認できます。

製品の寿命・サポート期間を調べる

参考にした公式情報

この記事について

Apple製品KASHIWAGI公開日:2026/10/3