iPhone機種変更で容量は見直すべき?前の機種と同じでいいかを使用量で判断する

2026/10/14PR

結論から言うと、前の機種と同じ容量でよいかは「前の機種の容量」ではなく「今の使用量」で決まります。

  • 使用量が今の容量の半分以下なら、同じ容量で問題ない可能性が高いです。
  • 使用量が容量の7割を超えているなら、1段階上げたほうが安全です。ただし、これは私の目安で、Appleが示した基準ではありません。
  • iPhoneは買ったあとに容量を増やせないので、迷ったときは使用量を確認してから決めます。

今の使用量は設定アプリで1分で確認できる

iPhone本体で見るなら、「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」を開きます。おすすめの項目と、アプリごとの使用量が一覧で出ます。アプリ名をタップすると内訳が分かります。

パソコンでも確認できます。Macでは Finder、Windowsでは Apple デバイスアプリ(古い環境では iTunes)でiPhoneを選ぶと、コンテンツの種類別にグラフで見られます。

確認するときは、次の3点を見てください。

  1. 使用量の合計(「空き」ではなく「使っている量」)
  2. 一番大きいアプリと、写真・ビデオの量
  3. 写真をiCloudに預けているかどうか

なお、本体とパソコンで使用量の表示が違うことがあります。キャッシュ(一時ファイル)が「その他」に分類されるためで、キャッシュは必要に応じて自動で削除されます。

あなたの使い方だと何GBが必要かは、診断ツールで確認できます。

iPhone・iPad ストレージ必要量 診断を使う

使用量が容量の7割を超えているなら上の容量にする

前の機種で容量がじわじわ減っていたなら、同じ容量にすると同じ悩みを繰り返します。特に次のどれかに当てはまる人は、1段階上げる候補です。

  • 写真やビデオを、本体に元のデータのまま残している
  • 動画撮影が多い
  • 容量の大きいゲームをいくつも入れている
  • 同じ機種を4年以上使うつもり

もう一つ見落としやすいのが、新機種側で最初から使われる分です。Appleの iPhone 18 Pro 技術仕様では、標準的なセットアップで約12GB〜24GBを使うと説明されています。この中にはiOS 27とApple純正アプリが含まれます。Apple Intelligenceのオンデバイスモデルは約7GBで、機能をオフにすれば削除できます。

つまり、前の機種の使用量に、新しいOSやAIの分が上乗せされると考えておくと安全です。上乗せ分の見積もりは私の推測です。

同じ容量でいいのは、写真をiCloudに逃がせている人

容量の大半が写真とビデオで、しかもiCloud写真を使っているなら、据え置きでも足りることが多いです。

iCloud写真で「ストレージを最適化」を選ぶと、元のデータはiCloudに残り、iPhoneには容量を抑えた版が置かれます。空き容量が減ると、あまり開かない写真やビデオから順に容量が空きます。設定は「設定」>「(自分の名前)」>「iCloud」>「写真」で変えられます。

ただし、無料で使えるiCloudは5GBです。写真を預けるなら、iCloud+(50GB、200GB、2TB、6TB、12TB)のどれかが必要になるのが普通です。iPhoneの容量を節約する代わりに、毎月の支払いが発生します。この損得はストレージコストの診断で、外付けSSDと比べて確認できます。

現行iPhoneは256GBが最小の機種が多い

Appleの販売ページで確認できた、選べる容量は次のとおりです。

機種選べる容量
iPhone 18 Pro256GB/512GB/1TB/2TB
iPhone 18 Pro Max256GB/512GB/1TB/2TB
iPhone Air256GB/512GB/1TB
iPhone 17256GB/512GB

この4機種は、確認できた範囲ではすべて256GBが最小です。以前の機種が128GBだった人は、同じ容量を選べません。結果的に、容量が1段階増える形になります。

価格差は変動するため、各容量の価格は購入ページで確認してください。

前が512GB以上の人は、使用量しだいで下げられる

前の機種で512GBや1TBを選んでいても、使用量が少なければ新機種で下げる手があります。たとえば使用量が100GB台で、写真もiCloudに預けているなら、256GBでも収まる計算です。

下げるかどうかは、次の表で判断してください。

状況判断
使用量が新容量の半分以下同じか、下げてもよい
使用量が新容量の7割前後1段階上げると安心
使用量が新容量の8割超上げるか、データ整理が必要

この表の割合は、あくまで私の目安です。

移行前にiCloudの空きが足りないときの対処

機種変更では、データの移行方法でも容量が問題になります。

iCloudバックアップから復元する場合、無料の5GBでは足りないことがあります。そのときは、新しいiPhoneを買うと一時的なiCloudストレージを無料で使える制度があります。

  • 現在のiPhoneで「設定」>「一般」>「転送またはリセット」>「新しいiPhoneを準備」を開く
  • 追加ストレージの案内が出たら受け入れてバックアップを取る
  • 新しいiPhoneへ21日以内に復元する(最大で、さらに21日延長できます)
  • 復元後、一時バックアップは7日で完全に削除される

復元が終わるまで、元のiPhoneは初期化しないでください。また、iCloud写真に入っている写真はiCloudバックアップとは別扱いで、バックアップに複製されません。写真の控えは別に持っておくと安心です。

復元後もアプリや写真の読み込みはバックグラウンドで続き、データ量によっては数時間から数日かかります。Wi-Fiと電源につないだままにしてください。

クイックスタートで直接転送する方法もあります。iCloud経由なら移行中も新しいiPhoneをすぐ使えますが、直接転送では両方の転送が終わるまで待つ必要があります。

長く使うなら、容量と一緒に使う年数も考える

容量を決めるときは、何年使うかも関係します。使い続けるほどアプリやデータは増えるので、3年使う人と5年使う人では必要な容量が違います。

今のiPhoneがあと何年使えそうかは、製品の寿命・サポート期間の診断で確認できます。買い替え時期が遠いなら、容量は少し余裕を持たせるほうが後悔しにくいです。

機種そのものが決まっていないなら、先に機種を絞る

容量は機種ごとに選べる範囲が違うため、機種が決まっていないと容量も決まりません。

使い方や予算から、合う機種を3つに絞れます。

iPad・iPhone 機種選び診断を使う

参考にした公式情報

この記事について

Apple製品KASHIWAGI公開日:2026/10/14