Studio Displayのモニターアーム対応|VESAマウントアダプタ版とスタンド版の違い

2026/10/9PR

Studio Displayにモニターアームを付けたい場合は、購入時に「VESAマウントアダプタ」の構成を選びます。Appleの公式ページで、VESA規格(100×100mm)への対応が明記されているのはこの構成だけです。

標準の「傾きを調整できるスタンド」と、オプションの「傾きと高さを調整できるスタンド」は本体に固定された専用スタンドです。アームを付けられると読める記載は、公式ページに見当たりませんでした。

買ったあとで構成を変えることもできますが、有料で、Apple Storeなどへの持ち込みが必要です。

自分のデスクとアームの組み合わせで取り付けられるかは、診断ツールで確認できます。

モニターアーム対応診断を使う

アームに付けられるのはVESAマウントアダプタ版だけ

Studio Displayは、購入時に次の3つから「足まわり」を選ぶ仕組みです。

  • 傾きを調整できるスタンド(標準)
  • 傾きと高さを調整できるスタンド(オプション)
  • VESAマウントアダプタ(オプション)

Appleは、VESAマウントアダプタについて「VESA規格に準拠した100×100mmの壁掛け用マウント、デスク用マウント、スタンド、多関節アームに対応」と案内しています。

スタンド版にVESA規格のネジ穴がある、という記載は公式の仕様ページでは確認できませんでした。そのため、アームを使う予定があるなら、最初からVESA版を選ぶのが確実です。

なお、VESA(ベサ)とは、ディスプレイ背面のネジ穴の間隔を決めた業界共通の規格です。この規格に合うアームなら、メーカーが違っても取り付けられます。

VESAマウントアダプタ版の仕様(100×100mm・重量)

Appleの仕様ページで確認できた内容は次のとおりです。

  • 対応規格は100×100mmのVESA
  • 縦向き・横向きのどちらでも取り付け可能(Macの設定でも画面の向きを切り替えられます)
  • 本体サイズはアダプタ込みで高さ36.2cm、幅62.3cm、奥行き3.1cm
  • 重量は5.4kg(スタンド版より軽い構成です)

重量について、Appleは「構成や製造工程により異なる」と注記しています。2022年発売モデルの仕様ページでは、VESA版は5.5kgと記載されています。数値は目安として扱い、少し余裕を見て考えてください。

スタンド版との違いを比べると

構成角度・高さの調整重量アーム取り付け
傾き調整スタンド傾き −5°〜+25°6.3kgVESA対応の記載なし
傾き・高さ調整スタンド傾き −5°〜+25°、高さ105mm7.6kgVESA対応の記載なし
VESAマウントアダプタアーム側で調整5.4kg100×100mmに対応

スタンド版は、置くだけで使えて、角度や高さの調整もスタンド内で完結します。VESA版は、アームやマウントを自分で用意しない限り、机の上に自立させることができません。スタンドの代わりにアダプタが付く構成のためです。

購入後にスタンドからVESA版へ変更できる?

変更できます。Appleのサポートページには、次の内容が書かれています。

  • スタンドまたはVESAマウントアダプタは、購入後に別の選択肢へ変更できる
  • 変更できる場所は、Apple Store、Apple正規サービスプロバイダ、独立系修理業者
  • 部品代とサービス料金がかかる

料金の金額は公式ページに載っていません。Apple Storeなどに問い合わせて確認してください。

買ってから「やっぱりアームにしたい」となると、費用と持ち込みの手間がかかります。使い方が決まっているなら、購入時に選ぶ方が手間はかかりません。

選ぶアームは耐荷重に余裕のあるものを

Appleの公式ページには、アーム側に求める耐荷重(支えられる重さ)の条件が書かれていません。そのため、ここからは私の考えです。

  • 本体は約5.4kgなので、耐荷重がそれを下回るアームは使えません
  • 重量表記の誤差や、のちのち周辺機器を追加する可能性を考えると、数kg程度の余裕があるアームが安心です
  • ガス圧式のアームは、軽すぎる画面だと動きが不安定になるものがあります。仕様に「最小耐荷重」があるか確認してください
  • 27インチ・5Kで幅が約62cmあるため、対応画面サイズも見ておきます

商品の見つけ方としては、VESA 100×100対応のモニターアームで、耐荷重と対応サイズの表記を比べるのが早道です。

デスク全体の予算の中でアームにどこまでかけるかは、デスク予算の診断で整理できます。

新型と旧型で変わる点

Studio Displayは2026年3月に新世代が発表されました。ポートがThunderbolt 5になり、2022年モデルは生産を終えて、在庫が一部の店舗で流通している状況だと報じられています。

VESAの規格(100×100mm)については、どちらの世代の仕様ページでも同じ記載です。ただ、新型はApple silicon搭載のMacが必要です。MacとStudio Displayの接続条件は、Mac 画面増設・ドック要件診断でも確認できます。

なお、Studio Display XDRにもオプションのVESAマウントアダプタがありますが、この記事で書いた数値はStudio Displayのものです。

参考にした公式情報

この記事について

ガジェットKASHIWAGI公開日:2026/10/9