モニターアーム ノートパソコン トレイ|MacBookと外付けモニターの配置と選び方
トレイ付きモニターアームは、MacBookの画面も開いたまま使う人に向いています。蓋を閉じて外付けモニター1枚だけで使う人は、トレイ付きは必要ありません。
選ぶときに見るのは、モニターの重さ、トレイに載せるMacBookの重さ、モニター背面のVESA(ベサ)規格の3点です。VESAは、モニターの背面にあるネジ穴の間隔を決めた共通規格のことです。
このあと、配置の3パターンと、MacBookを使うときの注意点を順に説明します。
トレイ付きアームの配置は3パターン
アームにトレイを付けたとき、MacBookの置き場所は大きく3通りです。
| 配置 | 向く人 | 注意点 |
|---|---|---|
| モニターの手前に置く | 作業スペースが狭い人 | 視線が下がり、画面が遠くなる |
| モニターの横に置く | 画面を2枚並べて使いたい人 | 横幅が増え、首の向きが偏る |
| 蓋を閉じてトレイに置く | キーボードを別に使う人 | 排熱と接続のしかたに注意 |
モニターの手前にMacBookを置く
デスクの奥行きが浅い場合に使いやすい配置です。トレイを手前に引き寄せ、MacBookをモニターの下側に収めます。
MacBook本体のキーボードで文字を打つ時間が長いなら、この配置は目の位置が下がりがちです。外付けキーボードを併用すると楽になります。
モニターの横にMacBookを置く
MacBookの画面を、サブ画面として使う配置です。メールやチャットを横に出しておく使い方に合います。
左右に画面が並ぶため、メインで見る画面の中心を正面に合わせると、首の負担が減ります。
蓋を閉じてトレイに置く
MacBookを閉じて、外付けモニターだけを見る配置です。机の上にMacBookの置き場所がなくなるので、見た目がすっきりします。
ただし、この使い方ならトレイ付きより、縦置きスタンドのほうが合う場合もあります。トレイ付きアームを選ぶのは、気が変わって蓋を開けたくなっても対応できるようにしたい人です。
自分のモニターとデスクにアームが付くか、先に確認したい方へ
選ぶ前に確認したい3つの数字
モニターとMacBookの重さは別々に確認する
トレイ付きアームでは、モニター側とトレイ側の耐荷重が別々に書かれている製品があります。製品ページで、どちらの数字なのかを確認してください。
参考として、AppleがMacBookの重量として公表している数字は次のとおりです。構成によって多少変わります。
| モデル | 重量 |
|---|---|
| MacBook Air 13インチ | 1.23kg |
| MacBook Air 15インチ | 1.51kg |
| MacBook Pro 14インチ(M5〜M5 Max) | 1.55〜1.62kg |
| MacBook Pro 16インチ(M5 Pro/Max) | 2.14〜2.15kg |
16インチのMacBook Proを載せるなら、トレイ側の耐荷重は2.2kg以上あると安心です。これは公表値から私が出した目安です。
モニターのVESA規格を確認する
多くのモニターアームは、ネジ穴の間隔が75×75mmか100×100mmのモニターに取り付けられます。モニターの仕様表に「VESA」の記載があるか確認してください。
VESAに対応していないモニターでも、専用の変換部品で付けられる場合があります。その場合は、部品の重さも耐荷重に含めて考えます。
デスクの天板に固定できるか確認する
アームはデスクの天板の端を挟んで固定するか、穴を通して固定します。天板の厚み、裏側の補強材、端の形で、付けられるかが変わります。
トレイ付きは荷重が大きくなるため、固定部のぐらつきが出ないか、購入前に注意してください。条件に合うノートPCトレイ付きのモニターアームは、仕様欄の耐荷重と対応天板厚を見て絞り込めます。
MacBookで使うときの注意点
MacBookの蓋は閉じて使える?
使えます。AppleのMacBook Proのユーザガイドには、外部ディスプレイを接続したあとにMacBook Proを閉じると書かれています。閉じたあとも、ディスプレイなどを接続したまま使い続けられます。
つまり、先に外部ディスプレイにつないでから閉じる順番です。閉じてから接続し直すと、映らない場合があります。電源アダプタの要否や、MacBook Airの手順の細かい条件は、公式ページでは確認できませんでした。
トレイの上で熱がこもらないか見る
トレイは、MacBookの底面が空気に触れにくくなる場合があります。蓋を閉じて使うと、本体の熱が逃げにくくなることも考えられます。これは私の推測です。
底面が大きく塞がれていない形のトレイや、風が通るメッシュ形状を選ぶと安心です。
外部ディスプレイの台数はMacの機種で決まる
Appleの仕様表では、現行のMacBookは次のように外部ディスプレイの台数が決まっています。
| モデル | 外部ディスプレイ |
|---|---|
| MacBook Air(M5) | 最大2台 |
| MacBook Pro 14インチ(M5) | 最大2台 |
| MacBook Pro(M5 Pro) | 最大3台 |
| MacBook Pro(M5 Max) | 最大4台 |
MacBook Airは、2台の外部ディスプレイを1つのThunderboltポートからつなぐこともできると、Appleの仕様に書かれています。ただし、モニターの解像度やリフレッシュレートで上限が変わります。
ここで見たのは現行モデルです。少し前のモデルでは条件が違うため、お使いの機種の仕様を確認してください。
Studio Displayに付けるなら重さに注意
AppleのStudio Displayは、100×100mmのVESAに対応しています。VESAマウントアダプタ版の重量は、Appleの仕様表で5.4kgです。
この5.4kgに、トレイに載せるMacBookの重さを足したものが、アーム全体にかかる目安になります。たとえばMacBook Pro 16インチ(2.15kg)なら、合計は約7.6kgです。これは私の計算です。トレイとモニターの耐荷重が別々の製品なら、それぞれ別に確認してください。
ケーブルの本数が増えるなら、ドックも検討する
アームでモニターを浮かせると、ケーブルは本体側にまとめることになります。MacBookのポートが足りない、給電も1本で済ませたい、という場合はドックが役に立ちます。
ドックを選ぶ場合は、モニターの台数や解像度に対応したものかを、MacBookの機種ごとに確認する必要があります。たとえば、Thunderbolt対応のドッキングステーションは、仕様欄で出力できるディスプレイの台数と解像度を見て選びます。
ドックが本当に必要かどうかは、Mac 画面増設・ドック要件診断で確認できます。
自分のMacとモニターの組み合わせで、ドックが必要か知りたい方へ