この記事では、『App Storeに公開した自作アプリのダウンロード数を増やす方法』をテーマに
私が実践した方法と、ネット上の情報を交えて皆様と共有できればと思います。
また、今回は有料の方法は含みません。無料の方法のみとなっております。
はじめに
自作アプリをApp Storeに公開したはいいものの、ダウンロード数が伸びないという問題はこの記事を読んでいる読者様なら皆共有できると思います。
やはり有料の広告やプロモーションを行う必要があるのか?
できれば無料でできる方法があるならそっちを優先したいという方のために、私がやっているダウンロード数を伸ばす方法と、実際に試した結果や考察などを交えて書いていきたいと思います。
そのため、私の意見であり必ずしも結果につながるということは保証できないためご理解いただけますと幸いです。
1. ASO対策をしてダウンロード数を増やす
ASO対策とは、App Storeにおける検索結果で上位表示を目指し、アプリのダウンロード数を増加させるための施策です。
主な施策は以下の通りです。
SEO対策
- アプリ名、アイコン、説明文、キーワードに、ユーザーが検索しそうなキーワードを含める。
- アプリのカテゴリーを適切に設定する。
- 高品質なプレビュー画像や動画を掲載する。
- アプリのレビューや評価を向上させる。
CRO対策
- アプリの詳細ページをユーザーにとって魅力的なものにし、ダウンロードを促す。
- アプリの機能やメリットを分かりやすく訴求する。
- ユーザーのレビューや評価を掲載する。
- A/Bテストを実装して、最適なページデザインを模索する。
SEO対策・CRO対策の具体的な方法
アプリ名
・アプリ名にキーワードを含める。(例:メモアプリ – シンプルで使いやすい)
アイコン
・シンプルで分かりやすく、目を引くデザインにする。
・アプリのジャンルや特徴、内容を表現する。
概要・説明文
・アプリの特徴やメリットを分かりやすく説明する。
・キーワードを複数含める。
キーワード
・ユーザーが検索しそうなキーワードを調査し設定する。
カテゴリー
・アプリの機能や特徴に最も合致するカテゴリーを選択する。
プレビュー画像
・シンプルで分かりやすく、一目でユーザーがどんなアプリか理解できるものを用意する。
動画
・実際のデモ動画などを掲載することで、よりユーザーがアプリの内容を知ることができます。
レビュー
・ユーザーからアプリの評価を募ることで、App Storeのレビュー欄に反映されます。
A/Bテスト
・アプリ名、アイコン、概要・説明文、プレビュー画像、動画などを複数パターン用意しユーザーの反応を比較することで、より多くダウンロードしてもらえるパターンを見つけます。
2. SNSを活用してダウンロード数を増やす
やはり今の時代に、SNSを利用しない手はないでしょう。
X(Twitter)、Instagram、FacebookなどのSNSは無料で始められます。
私の場合、アプリはInstagramの利用者層に関心を持ってもらいたいので、ここではInstagramをもとに解説していきます。
宣伝するためのアカウントの開設とプロフィール設定
- アプリを宣伝するために、ターゲット層に合ったSNSを開設。
- アカウントの構成を統一し、アプリのブランドイメージを構築。
- プロフィールには必ずダウンロードリンクを設置する。
コンテンツの投稿
- アプリの魅力が伝わる画像や動画を投稿。
- アプリの機能紹介、使い方解説、ユーザーのレビューなどを投稿。
- イベント情報や、キャンペーン情報などを投稿。
- ハッシュタグを活用してアプリの認知度の向上を目指す。
ユーザーとの交流
- コメントやメッセージには丁寧に返信する。
- ユーザーからの質問には積極的に回答する。
- ユーザーの意見や要望をアプリの改善に活かす。
分析と改善
- 各投稿のエンゲージメント率を分析。
- 効果的な投稿方法を検討し、改善する。
その他
- 他社のアプリのSNS運用を参考に、良い点を取り入れる。
- 最新のSNSトレンドを把握し、積極的に活用する。
ポイント
- ターゲットユーザー層に合ったSNSを活用。
- アプリの魅力が伝わるコンテンツを投稿。
- ユーザーとの交流を積極的に行う。
- 広告やキャンペーンなどを活用して、アプリの認知度向上を目指す。
3. プレスリリース・レビューサイトに依頼する
これは最初は難しく感じる方も多いとは思いますが、私の経験談から言うと簡単です。
有償で有名なサイトに記事を依頼することも可能ですが今回は、無料でできる方法を解説します。
プレスリリース・レビューサイトに記事を書いてもらうには
まず、アプリの利用方法や見所などをまとめた文章を作成し、それをアプリの紹介をするサイト・SNSに『プレスリリース・レビュー記事のお願い』として連絡します。
私の場合、国内最大のアプリを紹介するサイトAppliv様に依頼のメールを送信しました。
結果、以下の通りアプリを紹介していただけました。(無償)

有名なサイトですので、正直最初は尻込みしていたのですが、いざ依頼を出すとものすごく丁寧に対応していただき、記事の通りとても良い評価をしていただいております。
こういった有名なサイトに無料で紹介していただけるのは、個人開発者にとてはありがたい限りです。
4. 競合を分析して取り入れる
これも基本ではありますが、重要な要素の一つです。なので今一度見直していきたいと思います。
1. 競合アプリのApp Storeから情報を得る
競合アプリのApp Storeは貴重な情報源になります。アプリ名やサブタイトル、プレビュー画像や概要などから自分のアプリのApp Storeと何が違うか比較し模索することで足りない部分を改善することができます。特に競合アプリがよく使用するキーワードに着目し、取り入れることも重要です。
2. 競合アプリのApp Storeレビューから情報を得る
競合アプリのレビューも重要な情報源になります。星5をつけるユーザーはどんな部分に惹かれて評価しているのか、逆に星1をつけるユーザーはどんな部分に問題点を見出しているのか、レビューを読むことでどんな機能が欲しがられているのかなどを知ることができ、自分のアプリの改善にも役に立ちます。
3. 競合アプリから情報を得る
実際に、競合のアプリをダウンロードして使用することで分かる事もあります。改善点や評価ポイントを見つけることで自分のアプリをより良いものにでき、App Storeでは他のアプリにはない特筆した機能を紹介することで優位性を持たせる事もできます。
5. アップデートをしてダウンロード数を増やす
これは未確定情報なのですが、アプリのアップデートを行うことで、一時的にダウンロード数が増加する傾向があります。

上記のグラフのように、3月27日に大幅に増加していることが分かります。
これは、私が現在公開している5つのアプリをまとめてアップデートした日になります。
以前から個別にアップデートを行なっていた際に、アップデートが反映された日はダウンロード数が伸びる傾向がありました。今回、まとめてアップデートをしたことでグラフにより顕著に現れたようです。
実際にあり得るのか考察
私のアプリの場合、App Storeに5つ公開しているアプリがあります。最初に公開したアプリ以外どれもが公開して2、3日はグラフを比較しても多い傾向があります。また、アップデートを行った日も普段より比較して多い傾向があります。情報量が少ないため、確信を持てるほどではありませんが、やはりアプリを公開したタイミングとアップデートが公開されたタイミングはダウンロード数が増加する傾向があるような気がします。
アプリ開発に悩むようなら以下の選択肢を検討
私はこれらを利用して計8本のアプリ運営と開発を続けています。
1. 動画学習でSwift UIを学ぶ
先輩エンジニアが作成した動画教材からSwift UIを学ぶことができます。動画のため理解しやすくいつでも視聴できるので自由な時間に学ぶことができます。
2. プロに質問する
プロのアプリエンジニアから開発のアドバイスをもらうことで、問題の早期解決につながります。また有料のため、確かな情報が得られるのもお勧めポイントです。
3. 書籍でSwift UIを学ぶ
様々な種類の書籍が出版されており、自分の目的に沿った教材から学ぶことができます。
まとめ
やはり無料でできるダウンロード数を増やす施策は、長期的に見るものが多いようです。一気に増やしたいともなれば有料でプロモーションを行う必要があります。自分に合った方法を試しなが改善を行うことが重要なのではないでしょうか。
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私はこれらを利用して計8本のアプリ運営と開発を続けています。
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2. プロに質問する
プロのアプリエンジニアから開発のアドバイスをもらうことで、問題の早期解決につながります。また有料のため、確かな情報が得られるのもお勧めポイントです。
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App Store にアプリを公開するにはWebサイトが必須
App Store Connectでアプリを登録する際に、アプリのプライバシーポリシーを記載したURLの登録が 必須 になっています。
なので、以下でプライバシーポリシーを用意する2つの方法を解説します。
1. 自分のWebサイトでプライバシーポリシーを用意する
私は ConoHa WING というサービスを利用してプライバシーポリシーを用意しています。
現在ConoHa WINGは以下の特典を配布しています。
・サーバー最大55%OFF
・独自ドメイン2つ永久無料
これを利用することでサーバー代のみで自分のWebサイトを立ち上げることが出来ます。
当ブログも、この特典を利用して運営しています。
2. ペライチでプライバシーポリシーを用意する
ペライチ というサービスを紹介します。
これは無料でホームページを作ることのできるサービスで、こちらを利用することで様々な制限はありますが、無料でプライバシーポリシーのページを作ることが出来ます。
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