iPhone Duoの充電速度と対応充電器・ケーブル|20分充電の条件

2026/10/7PR

iPhone Duoは、Apple公式で「約20分で最大50%」の高速充電に対応しています。ただし満充電までの時間ではなく、条件つきの数字です。

必要なのは、別売りの60W以上対応のUSB PD充電器と、60W以上に対応したUSB-Cケーブルです。付属品はUSB-Cケーブル(1m)のみで、充電器は付いていません。

MagSafeで充電する場合は、35W以上の充電器と別売りのMagSafe充電器を組み合わせて、約30分で最大50%です。

発表直後のため、この記事はApple公式の情報に絞っています。確認できなかった点は「未確認」と書きました。

20分で充電できるのは「最大50%」まで

Appleの仕様ページに書かれているのは、「約20分で最大50%」です。100%までの時間ではありません。

数字の前提として、脚注には次の試験条件があります。

  • 2026年7月に、製品版の前段階(プレプロダクション版)の端末で実施
  • バッテリーを使い切った状態の、開いた状態のiPhone Duoで測定
  • 時間はAppleロゴが表示された時点から計測
  • 使った充電器は、Apple 40Wダイナミック電源アダプタ(最大60W対応、モデルA3351)

Appleは「充電時間はアダプタ、設定、使用状況、環境によって変わる」とも書いています。自宅で同じ時間になるとは限らない、と考えておくのが安全です。

予約開始は10月16日、発売は10月23日と、Apple公式サイトに記載されています。

20分充電に必要なのは60W以上の充電器とケーブル

充電方法ごとの条件を、公式の記載どおりに並べます。

充電方法必要なもの(すべて別売)公式の時間
有線(USB-C)60W以上のUSB PD充電器 + 60W以上対応のUSB-Cケーブル約20分で最大50%
MagSafe35W以上の充電器 + MagSafe充電器約30分で最大50%
Qi2記載なし時間は未確認(最大25W)

充電器は付属しない

同梱物は、iPhone Duo本体とUSB-C充電ケーブル(1m)です。20分充電に必要な充電器は別に用意する必要があります。

Appleが試験に使った40Wダイナミック電源アダプタは、iPhone Duoが高速充電の対象として一覧に載っています。このアダプタ自体にケーブルは付きません。

他社の充電器を選ぶ場合、Appleが示している条件は「60W以上対応のUSB PD充電器」までです。他社製品で20分という数字が出るかどうかは、確認できていません。選ぶなら、60W以上対応のUSB PD充電器のように、出力が明記されたものにしてください。

ケーブルは「60W以上対応」かどうかで決まる

Appleは、有線の高速充電に「60W以上対応のUSB-Cケーブル」が必要としています。

同梱の1mケーブルが60W以上に対応しているかは、公式ページでは確認できませんでした。試験にどのケーブルを使ったかも、書かれていません。そのため、同梱ケーブルで20分充電ができるかは未確認です。

ここからは公式の記載ではなく、USB PDという一般的な規格の話です。USB-Cケーブルは見た目が同じでも、対応できる電力が違います。60Wまでは標準的なケーブルで足りるとされ、それ以上は別の仕様のケーブルが必要になります。購入時は、パッケージに「60W対応」などの表記があるUSB-Cケーブルを選ぶと確実です。

なお、iPhone DuoのUSB-Cはデータ転送で最大10Gb/sに対応しますが、Appleはその速度を使うには10Gb/s対応のUSB 3ケーブルが必要としています。充電の条件とは別の話です。

手持ちの充電器とケーブルで、20分充電の条件を満たすかは、組み合わせごとに判定できます。

充電ケーブル互換性チェッカーで組み合わせを判定する

MagSafeは約30分、Qi2は最大25W

MagSafeの条件は、35W以上の充電器と別売りのMagSafe充電器の組み合わせです。公式の時間は、約30分で最大50%です。

試験に使われたMagSafe充電器は、1mモデル(A3502)と2mモデル(A3503)です。購入時はMagSafe充電器の型番や対応出力を確認してください。

ワイヤレス充電の最大出力は、MagSafeもQi2も25Wです。有線の約20分と、MagSafeの約30分を比べると、公式の数字では有線のほうが速くなっています。Qi2での所要時間は、公式に記載がありません。

公式で確認できなかった点

次の項目は、確認できた範囲では公式の記載がありませんでした。

項目状況
満充電までの時間未確認
50%を超えた後の充電速度未確認
同梱ケーブルの対応W数未確認
他社製充電器での充電時間未確認
Qi2での充電時間未確認
開いた状態以外での充電時間未確認
バッテリー容量(mAh)公式の記載は確認できず

充電するときの注意

  • 公式の脚注では、濡れたiPhoneを充電しないよう案内されています。
  • 「バッテリー充電の最適化」という機能があり、80%から100%までの充電を遅らせて、使い方に合わせて完了させるとされています。初期設定でオンかどうかは未確認です。
  • 電池は2基搭載で、通常使用で最大24時間と公式に記載されています。内側と外側のディスプレイを均等に使う想定の数字です。

外出先での充電はモバイルバッテリーで

外出先で使うモバイルバッテリーが、60W級の有線高速充電に対応するかは、iPhone Duoの公式情報では確認できません。20分で50%という数字は、60W以上の充電器を使った試験の結果です。モバイルバッテリーで同じ時間になるとは言えません。

何回分の充電が必要かは、持ち歩く機器と充電回数で決まります。

外出先で何回充電できるかは、持ち歩く機器と回数から必要容量を出せます。

モバイルバッテリー容量診断で必要容量を調べる

参考にした公式情報

この記事について

Apple製品KASHIWAGI公開日:2026/10/7