iPhone 18 Pro/Pro Max のバッテリー容量は何mAh? 充電何回分か
iPhone 18 Proのバッテリー容量は4,288mAh、iPhone 18 Pro Maxは5,567mAhです。日本で販売されているのはeSIM専用モデルで、この数値がそのまま当てはまります。
ただし、Appleは容量(mAh)を公式には公開していません。この数値は、iFixitによる分解調査で確認されたものです。
10,000mAhのモバイルバッテリーなら、フル充電できる回数の目安は、Proで約1.5回、Pro Maxで約1.2回です。この回数は私の計算による推定で、前提は後述します。
4,288mAhと5,567mAhは公式値ではなく、分解で確認された値
Appleの公式スペックページには、バッテリーについて「リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵」とあるだけで、mAhの記載はありません。公式に示されているのは、ビデオ再生などの駆動時間です。
mAhの数値は、分解して実機のバッテリーを確認したiFixitの調査結果として、MacRumorsやTom's Guideなどが報じています。分解で得た値なので、Appleが発表した仕様と同じ扱いにはできません。
もうひとつ注意点があります。iFixitが分解したのは、eSIM専用モデルです。eSIM専用モデルの販売国には、日本、米国、カナダなどが含まれます。それ以外の国で売られているSIMトレイ付きモデルは、容量が異なる可能性があります。
17世代と比べると、Proはほぼ同じでPro Maxは約9%増
| モデル | 18世代 | 17世代 | 増加分 |
|---|---|---|---|
| Pro | 4,288mAh | 4,252mAh | +36mAh(約0.8%) |
| Pro Max | 5,567mAh | 5,088mAh | +479mAh(約9.4%) |
17世代の数値も、eSIM専用モデルのものです。Proはほぼ据え置きで、Pro Maxだけが大きく増えています。
モバイルバッテリーで何回充電できる?
結論から言うと、モバイルバッテリーの表示容量が10,000mAhでも、iPhoneを丸々2回は充電できません。表示容量は電池セル単体の値で、実際にスマホへ送れる電力は、電圧変換や発熱で目減りするためです。
下の表は、実際に使える量を表示容量の約65%として計算した目安です。65%は私の仮定で、製品や使い方によって前後します。
| 表示容量 | 使える量の目安 | Pro | Pro Max |
|---|---|---|---|
| 5,000mAh | 約3,250mAh | 約0.8回 | 約0.6回 |
| 10,000mAh | 約6,500mAh | 約1.5回 | 約1.2回 |
| 20,000mAh | 約13,000mAh | 約3.0回 | 約2.3回 |
0%から100%まで充電する前提の回数です。外出先で20%から充電を始めるなら、実際に使える回数はもう少し増えます。
Pro Maxを1日使い切るつもりなら、10,000mAhクラスのモバイルバッテリーで1回強、2回分を見込むなら20,000mAhクラスが目安になります。
あなたの持ち物と充電回数に合う容量は、診断ツールですぐ確認できます。
公式の駆動時間はProが最大36時間、Pro Maxが最大45時間
Appleの公式スペックでは、バッテリー駆動時間は次のとおりです。
| 項目 | Pro | Pro Max |
|---|---|---|
| 通常使用 | 最大24時間 | 最大30時間 |
| ビデオ再生 | 最大36時間 | 最大45時間 |
| ストリーミング再生 | 最大33時間 | 最大40時間 |
いずれも「最大」の値で、Appleのテスト条件で測ったものです。明るさや通信状況によって、実際の持ちは変わります。
15分で50%充電には60W以上の充電器が必要
Appleの公式スペックでは、有線の急速充電は、約15分で最大50%とされています。この速度が出る条件は次のとおりです。
- 60W以上に対応した、可変電圧供給のアダプタ(別売り)
- 60W対応のUSB-Cケーブル(別売り)
つまり、手持ちの小さな充電器や古いケーブルでは、この速度にはなりません。急速充電を使いたい人は、60W以上に対応したUSB-C充電器と、60W対応のUSB-Cケーブルの両方を確認してください。
ワイヤレスの場合、MagSafeは30分で最大50%(35W以上のアダプタとMagSafe充電器が必要)です。ワイヤレス充電の最大出力は、MagSafeとQi2のどちらも25Wとされています。
手持ちのケーブルとアダプタで、実際にどれくらいの速度が出るかは、充電ケーブル互換性チェッカーで調べられます。
容量の伸びと、実際の持ちの伸びは比例しない
Tom's Guideのバッテリーテストでは、実測の駆動時間は次のようになっています。
| モデル | 18世代 | 17世代 |
|---|---|---|
| Pro | 16時間17分 | 15時間17分 |
| Pro Max | 18時間27分 | 17時間54分 |
Proは容量がほぼ同じでも約1時間延び、Pro Maxは容量が約9%増えても約30分の延びでした。持ちの差には、容量だけでなく、チップの電力効率なども影響しているとみられます。mAhの大きさだけで、持ちの良し悪しは決められません。
バッテリーは使うほど最大容量が減っていきます。何年くらい使えそうかの目安は、製品の寿命・サポート期間の診断で確認できます。
外出先の充電不安は、容量の目安から逆算する
必要な容量は、持ち歩く機器の数と、1日の充電回数で決まります。iPhoneだけなら10,000mAhで足りる人が多く、Apple WatchやiPadも充電するなら、もう一段大きい容量が必要です。
自分の持ち物に合う容量と、機内に持ち込めるかどうかまで、まとめて判定できます。