
この記事では、AdMobから『お客様の AdMob アカウントで広告配信が一時的に制限されました』というポリシー センターの通知が来た際の『状況・原因・対処方法』の記事になります。
私の経験した内容なので、是非みなさまと共有できればと思います。
AdMobの利用状況
私は、趣味でiOSアプリ開発をやっており広告の表示にAdMobを利用しています。利用開始時期は、2023年10月頃からになります。
AdMob広告はどのタイミングで表示されなくなった?
アプリから広告が消えたのは、前日です。
この警告を受ける前日から表示されなくなり、翌日に下の通知が来て状況を確認しました。
AdMobからの通知が来た状況
アプリを公開した後、次のアップデートに向けたアプリの改善作業をしている最中に当然メールが送られてきました。件名は『お客様の AdMob アカウントで広告配信が一時的に制限されました』

『なにごと!?』
かなり焦りました。普通に動揺した後、原因の解明に動き出したのですが、記事が無い。
やはりマイナーな問題なのか、この問題を解決する有用な記事が見つからず四苦八苦しました。
結果、以下の原因と思われることまでは突き止めることが出来ました。
AdMobからの通知が来た原因
調査の結果、原因の特定ができました。
私の場合は、開発中に本番用のアプリIDを登録したままになっていました。
こんな初歩的なミスをしていたとは、、、
しかし、これから長く続けていくアプリ開発の中で、このような不測の事態に対処するために『一度警告を受けて対応してみたい』という考えもあったので、まあ結果的には良かったのかなと。※言い訳です。
正直、この後も何度かこの警告を経験しているのですが、『あれ?またどこかID変え忘れたかな』程度にしか思わなくなりました。初期の頃は原因が分からず、開発中にIDを修正することを忘れ、警告を何回も受けました。
AdMobから警告が来た際の原因チェックリスト
以下、原因のチェックリストをまとめます。
AdMobから警告が来た際の原因チェックリスト
- 開発中はテスト広告を使用していますか?
- 開発中はテストIDを使用していますか?
- AdMobにテストデバイスを登録していますか?
- 本番用の広告を自分でタップしていませんか?
- 公開したアプリの広告を自分でタップしていませんか?
- 公開したアプリを開いたままにしていませんか?(下に詳細※6)
- 公開したアプリのテスト広告は本番用のものに切り替えましたか?
- 公開したアプリのテストIDは本番用のものに切り替えましたか?
- AdMobの規定するAdMobプログラム ポリシーは確認しましたか?
※6. の詳細 公開初期はユーザー数が少ないため公開した自分のアプリを開いたまま放置すると平均セッション継続時間が大きく変動し警告の原因になります。
以上のチェックリストでも原因が見つからない場合は、『トラフィックの品質評価のため』が原因かもしれません。この場合も、待つことしか出来ません。
『広告配信が一時的に制限』は何日間?
メールには、『30日未満』と書かれていますが、私の場合5回程広告配信が一時的に制限された中で『14日間』『16日間』『46日間』ほど広告が表示されませんでした。基本は30日未満ですが、稀に30日以上になることもあるようです。
海外の方の情報では、それこそ半年やそれ以上といった方も散見されます。
『お客様の AdMob アカウントで広告配信が一時的に制限されました』は結局どうなるの?
端的に言うと、制限期間はAdMob広告がすべて表示されなくなります。
収入0です。やばいです。
メールに記載されている通り、『トラフィックの品質評価のため』に一方的に広告を非表示にされることもあります。
しかしAdMobは開発者ではなく広告主の保護を最優先にするので、このような事例はよくあります。
かくゆう私も、5回のうち2回はこの『トラフィックの品質評価のため』と思われる一時的な制限を受けたことがあります。
ここで不正をしている場合はアカウント凍結ですがそのような心当たりがない方は、制限期間を待つしかありません。
アプリ開発に悩むようなら以下の選択肢を検討
私はこれらを利用して計8本のアプリ運営と開発を続けています。
1. 動画学習でSwift UIを学ぶ
先輩エンジニアが作成した動画教材からSwift UIを学ぶことができます。動画のため理解しやすくいつでも視聴できるので自由な時間に学ぶことができます。
2. プロに質問する
プロのアプリエンジニアから開発のアドバイスをもらうことで、問題の早期解決につながります。また有料のため、確かな情報が得られるのもお勧めポイントです。
3. 書籍でSwift UIを学ぶ
様々な種類の書籍が出版されており、自分の目的に沿った教材から学ぶことができます。
まとめ
正直この手の警告は、最初は皆焦ります。しかし数回経験すると慣れるものです。自分に非はないか調査し、無い場合は時間が解決してくれるのを待つだけになります。
App Store にアプリを公開するにはWebサイトが必須
App Store Connectでアプリを登録する際に、アプリのプライバシーポリシーを記載したURLの登録が 必須 になっています。
なので、以下でプライバシーポリシーを用意する2つの方法を解説します。
1. 自分のWebサイトでプライバシーポリシーを用意する
私は ConoHa WING というサービスを利用してプライバシーポリシーを用意しています。
現在ConoHa WINGは以下の特典を配布しています。
・サーバー最大55%OFF
・独自ドメイン2つ永久無料
これを利用することでサーバー代のみで自分のWebサイトを立ち上げることが出来ます。
当ブログも、この特典を利用して運営しています。
2. ペライチでプライバシーポリシーを用意する
ペライチ というサービスを紹介します。
これは無料でホームページを作ることのできるサービスで、こちらを利用することで様々な制限はありますが、無料でプライバシーポリシーのページを作ることが出来ます。
私もアプリを公開した初期はこちらのサービスを利用していました。