「スマホは小さくて文字が読みづらい」「パソコンは難しそうでなかなか使いこなせない」——そんなお悩みを持つ60代・シニア世代の方にこそおすすめなのがiPadです。
画面が大きく、操作は直感的。さらに動画や写真、読書、ニュース閲覧、家族とのビデオ通話まで幅広く対応できるため、日常生活をぐっと便利にしてくれます。
最近では「健康管理アプリ」「趣味や学びのためのアプリ」も充実しており、ただのデジタル機器というよりも生活のパートナーとして使えるのがiPadの魅力です。
本記事では、これからiPadを購入・活用しようと考えているシニア世代の方に向けて、選び方から設定、便利な活用法までを丁寧に解説していきます。
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1. はじめてのiPad|どんなことができるの?
iPadは「スマホよりも画面が大きくて見やすい」「パソコンよりも直感的に使える」という点から、はじめてタブレットを手にする方に最適なデバイスです。特に60代・シニア層にとっては、生活を便利にしたり、趣味や家族との時間を広げてくれる存在になります。
iPadでできることを整理すると、次のようになります。
- 家族や友人とつながる:FaceTimeやLINEでビデオ通話。孫の笑顔をリアルタイムで見られる。
- 写真や動画を残す:旅行や日常の記録を撮影し、大画面で楽しめる。
- 情報収集・読書:インターネット検索、新聞や本をデジタルで読む。文字の拡大も可能。
- 動画や音楽を楽しむ:YouTubeやNetflixで映画・ドラマ、Apple Musicで音楽を再生。
- 健康や学びに役立つ:体調管理アプリやオンライン講座で趣味や学習を継続。
「難しい操作はできるか不安」という声も多いですが、iPadはタッチ操作で感覚的に使えるのが特徴です。指で画面をタップするだけで、電話もメールも買い物もすぐにできます。
2. 60代・シニアにおすすめのiPad選び方
はじめてiPadを選ぶ際、多くの方が迷うのが「どのモデルを買えばよいのか?」という点です。2025年現在、最新のiPadは大きく分けて4種類あり、それぞれに向いている使い方があります。
iPadモデルの比較(2025年最新版)
モデル | 画面サイズ | 価格(税込) | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|---|---|
iPad Pro | 11 / 13インチ | 168,800円〜 | 最上位。M4チップ搭載。映像・写真編集も快適。 | 高性能を求める人、長く使いたい人 |
iPad Air | 11 / 13インチ | 98,800円〜 | 軽量&パワフル。M3チップ。Apple Pencil Pro対応。 | バランス良く楽しみたい人 |
iPad(無印) | 11インチ | 58,800円〜 | コスパ最強。シンプルで使いやすい。 | 初めてのiPadにおすすめ |
iPad mini | 8.3インチ | 78,800円〜 | コンパクトで片手でも持てる。 | 外出先で使いたい人 |
60代・シニアに多いニーズ別おすすめ
- 画面の見やすさ重視 → iPad Air(11インチ以上がおすすめ)
- 初めてで価格を抑えたい → iPad(無印)
- 軽くて持ち歩きたい → iPad mini
- 将来長く使いたい・高性能を活かしたい → iPad Pro
選び方のポイント
- 画面サイズ:大きい方が文字が見やすく、目に優しい。
- 重量:持ち歩くなら軽さを重視。家で使うなら画面の大きさを優先。
- 性能と価格のバランス:動画やネットが中心なら無印iPadで十分。写真・動画編集や長期使用を考えるならAir以上がおすすめ。
3. 購入後すぐにやっておきたい初期設定
iPadを手に入れたら、最初にやっておきたいのが「初期設定」です。これを整えておくことで、文字が見やすくなったり、セキュリティが強化されたり、家族とのやり取りもスムーズになります。難しい操作は不要で、画面の案内に従うだけで完了します。
初期設定でやるべきポイント
- Apple IDの作成・サインイン
iPadを使うための「会員証」のようなもの。App StoreやiCloudを使うのに必須です。 - 文字サイズの調整
設定アプリ →「画面表示と明るさ」→「文字サイズ」で拡大可能。大きめにすると読みやすさが一気に向上します。 - 音量・明るさの最適化
周囲の環境に合わせて見やすく・聞きやすく設定。年齢とともに視認性や聴覚の差が出やすいので大切なポイントです。 - Wi-Fi接続
自宅のネットワークにつなげてアプリのダウンロードやビデオ通話を快適に。 - セキュリティ設定
パスコードやFace ID/Touch IDを登録して、不正利用を防止。
表:シニアにおすすめの初期設定一覧
項目 | メリット | 操作の難易度 |
---|---|---|
Apple ID設定 | アプリ・写真保存・家族共有が可能 | ★★☆ |
文字サイズ拡大 | 読みやすく目に優しい | ★☆☆ |
明るさ・音量調整 | 快適な視聴環境を確保 | ★☆☆ |
Face ID/Touch ID | 安心して利用できる | ★★☆ |
Wi-Fi接続 | インターネット利用が快適に | ★☆☆ |
はじめにこれらを整えるだけで、iPadが「すぐに生活に使える道具」へと変わります。
4. 家族ともっとつながるiPad活用法
iPadの大きな魅力は「家族や友人との距離を縮めてくれる」ことです。特に離れて暮らす家族や孫とコミュニケーションをとる際に便利な機能が揃っています。
ビデオ通話で顔を見ながら会話
- FaceTime:Apple純正で操作がシンプル。iPhoneやMacを持つ家族とすぐに繋がれる。
- LINE:幅広い世代が使っているため、孫や友人とも気軽に通話可能。
どちらも大画面なので、相手の表情がはっきり見えて安心感があります。
写真や動画を共有する方法
- iCloud共有アルバム:家族でアルバムを作って、旅行や日常の写真を見せ合える。
- AirDrop:その場で撮った写真や動画をワンタップで相手に送信可能。
「写真を送ってほしい」と言われても、難しい操作を覚える必要はなく、指先ひとつで完結します。
メッセージやメールのやり取り
文字入力が苦手でも、音声入力を使えば簡単に文章が作れます。iPadのキーボードはスマホより大きく打ちやすいので、メールのやり取りもストレスが減ります。
孫と一緒に楽しめるアプリ
- お絵描きアプリで一緒に遊ぶ
- パズルや脳トレゲームで世代を超えて楽しむ
- 絵本アプリを孫に読み聞かせ
iPadは「家族との共通の遊び道具」にもなるため、会話のきっかけや思い出づくりにも役立ちます。
5. 趣味・学び・生活を広げるアプリ活用例
iPadの魅力は、単なる通信端末にとどまらず「趣味や学びの道具」としても役立つことです。画面が大きく、操作が直感的なので、シニア世代でも使い始めやすいのが特長です。ここでは代表的な活用シーンをご紹介します。
読書や新聞を手軽に楽しむ
- Kindle / Apple Books:好きな本を大画面で読みやすく。文字サイズ調整も自由。
- 新聞社の公式アプリ:朝刊をiPadで確認すれば、紙の新聞よりも拡大して読みやすい。
写真・動画で趣味を充実
- 写真編集アプリ(例:Snapseed):ワンタップで色合いや明るさを調整でき、旅行写真がより鮮やかに。
- YouTube:趣味のガイド動画や料理レシピ、健康体操などを簡単に検索可能。
音楽や映画でリラックス
- Apple Music / Spotify:懐かしい曲や最新ヒットをいつでも楽しめる。
- Netflix / Amazon Prime Video:映画やドラマを大画面で視聴。
健康管理や運動のサポート
- 歩数・体重管理アプリ:毎日の体調を記録。
- ヨガやストレッチ動画:無理なく続けられる運動を自宅で実践可能。
学び直しや趣味の拡大
- 語学学習アプリ(Duolingoなど):1日数分で英語や韓国語の基礎が学べる。
- 料理アプリ:レシピ検索や動画解説で、毎日の食卓がもっと楽しく。
このように、iPadは「余暇を充実させるパートナー」として活用でき、趣味や学びを通じて生活にハリをもたらしてくれます。
6. 安心・安全に使うための設定と工夫
長く安心してiPadを使うためには、初期設定だけでなく「安全対策」と「使いやすさの工夫」が欠かせません。特にインターネットを利用する以上、個人情報の保護や紛失対策は必須です。
セキュリティ対策
- パスコード・Face ID/Touch IDの設定
第三者が勝手に使えないようにしておく。 - iPadを探すの有効化
紛失時に場所を特定できるため安心。 - アプリの入れすぎに注意
信頼できるアプリのみをApp Storeからインストール。
通知や不要な機能を整理
- 不要な通知はオフにすることで「音が鳴りすぎて困る」といったストレスを減らせる。
- ホーム画面をシンプルに整理して、よく使うアプリだけを前面に配置すると操作がスムーズ。
バッテリーを長持ちさせる工夫
- 画面の明るさを自動調整に設定。
- 不要なアプリはこまめに終了。
- 長時間充電しっぱなしにせず、80%前後で使うのが理想。
家族と一緒に管理する
- ファミリー共有機能を使えば、購入したアプリを家族で分け合える。
- 必要に応じて、遠隔から設定のサポートも可能。
表:シニアにおすすめの安心設定まとめ
項目 | 内容 | 効果 |
---|---|---|
パスコード・Face ID設定 | 不正利用を防止 | セキュリティ向上 |
iPadを探す | 紛失時の位置特定 | 紛失対策 |
不要通知の整理 | 邪魔な通知を減らす | ストレス軽減 |
明るさ自動調整 | バッテリー節約 | 長時間利用が可能 |
ファミリー共有 | 家族とアプリを共有 | 利便性・安心感 |
iPadは正しく設定しておけば、安全で快適に使い続けることができます。日々の生活を支える道具として安心感を持ちながら利用できることが、シニア世代にとって大きな魅力です。
7. iPadの本体価格を節約する外部ストレージの選択肢
「写真や動画をたくさん保存したいけれど、大容量のiPadは本体価格が高い…」
そんなときに役立つのが外部ストレージの活用です。
iPadは容量によって価格が大きく変わります。例えば、256GBモデルと1TBモデルでは数万円の差があることもあります。しかし、外付けSSDを組み合わせれば、小容量のiPadでも十分に使いこなすことが可能です。
外部ストレージを使うメリット
- iPad本体の容量を抑えて購入でき、結果的に数万円単位で節約できる
- 写真・動画・書類を外付けに保存しておけば、iPadの動作が重くなりにくい
- 複数のデバイス(パソコンや別のiPad)ともデータをやりとりできる
おすすめの外付けSSD
特におすすめしたいのが、SanDisk ポータブルSSD(SDSSDE61-1T00-GH25)です。
- 容量:1TBでたっぷり保存可能
- 転送速度:最大1,050MB/秒で写真や動画のコピーもスムーズ
- 耐久性:落下や振動に強く、持ち運びにも安心
- 接続:USB-C対応で最新iPadとの相性も抜群
このSSDを使えば、64GBや128GBといった容量の少ないiPadを選んでも、後からストレージ不足で困る心配が大きく減ります。
価格感のイメージ(2025年時点)
- iPad本体の容量を128GB → 1TBにアップする場合:約40,000〜60,000円の差
- SanDisk外付けSSD 1TBを購入する場合:約15,000円前後
→ 差額を大幅に節約しつつ、実質的に大容量のiPadとして使えるのがポイントです。
まとめ
iPadは、60代・シニア世代にとって「暮らしを便利に、楽しくしてくれるデバイス」です。
ただし、容量を大きくすると本体価格が高くなりがちなのが悩みどころ。そんなときはSanDiskの外付けSSD(SDSSDE61-1T00-GH25)を活用し、必要なときに必要なデータだけをiPadに入れることで、快適に使いながらコストも抑えられます。
本記事を参考に、ご自身に合ったiPadを選び、ぜひ趣味や学び、家族との交流に役立ててください。
きっと「もっと早く買っておけばよかった」と思える一台になるはずです。