

ワイヤレスイヤホンの市場には数多くの製品が存在しますが、その中でも特に人気が高いのがSONY WF-1000XM5とAirPods Pro 2です。この二つのモデルは、それぞれ異なる特徴と利点を持っており、ユーザーのニーズに応じて選ぶことが重要です。
今回は、これら二つのワイヤレスイヤホンを1年間使用し続けた率直な評価と比較から、どちらがよりおすすめかを解説します。
※補足:私は特別音質に詳しい訳ではありません。一般的な利用者の一意見としてご覧ください。
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デザインと初期印象
SONY WF-1000XM5
WF-1000XM5の初期印象は、特別感と高級感が感じられる洗練されたデザインというのが第一印象です。音質にこだわっていることが本体のデザインから感じることができ、音楽を聴くには最適のイヤホンだと思わされる印象を受けました。さらに、私が選んだブッラックは、高級感と洗練されたデザインで無駄がなく、iPhoneと並べて利用するとさらに特別さを感じることができ、まさに音楽を楽しむために開発されていることが分かるイヤホンです。
ケースは、光沢の無いマッドな素材でできており、指紋や手汗が付きにくい為、手触りは素晴らしく思います。重さはとても軽量な為、持ち運びには最適なのですが、軽さとマッドな素材から少し安っぽい(チープ)印象を受けたのが本音ではあります。
AirPods Pro 2
AirPods Pro 2の初期印象は、洗練された唯一無二のデザインだというにも関わらず、受け入れやすいというのが第一印象です。他にはない独特なデザインから、第三者が使用していた場合、一目でAirPodsを使っていることが分かるデザイン性は高く評価すべき点だと感じられ、個人的にはかなり好印象を持っています。また、Appleならではのデザインはユーザーの操作性なども考慮されていることが感じられ、毎日の使用を快適でストレスフリーに送ることのできるイヤホンです。
ケースは、光沢があり一定の重さがあるため、ケースだけでも高価なものだという印象を受ける素晴らしいデザインだと思います。光沢のあるケースは傷が入りやすく、指紋や手汗が気になるのが本音ではありますが、良い製品だということを実感できるため購入欲が満たされます。
音質
SONY WF-1000XM5
音質はやはり、WF-1000XM5の方が上だと思います。繊細にバランスよく全ての音をカバーしている印象で、今まで聴いていた音楽がまた新しくなったように感じることができます。音楽を聴く中で、耳をすませば繊細に聞こえる小さな音は、より世界観に没入することができ音に革命が起きた印象を受けました。また、iPhoneの専用アプリから自分好みのイコライザーを設定することができ、細かく自分の耳に合った音楽を楽しめる点が素晴らしく思います。
AirPods Pro 2
WF-1000XM5には劣るものの、音質はトップクラスであることに違いはありません。WF-1000XM5と差がどれくらいあるかと言われれば、聴き比べのために意識して聴いた時にしか差は感じられないほどです。また、AirPods Pro 2は、音の平均または基準という印象を受けます。様々なイヤホンを聴き比べればそれぞれの音に違いがあります。しかしAirPods Pro 2はそれらの平均値、最も安定した最高の音質という印象を受け、簡単に音質に拘りたいならこのイヤホンをオススメすれば良いというのがこの製品だと思います。
装着感とイヤーピース
SONY WF-1000XM5
WF-1000XM5の純正イヤーピースは、特殊なスポンジで作られており、高い密閉力に加え長時間使用しても蒸れにくいため、耳に対する負担が少なくストレスを感じにくく思います。なので別途購入する必要はないと思われます。
AirPods Pro 2
AirPods Pro 2の純正イヤーピースは、シリコン素材でできており、高い密閉力があります。耳障りが良く、完全に外気と遮断しているため、音に集中する事ができノイズキャンセリングと合わせれば音の世界観に没入できるイヤーピースです。
ノイズキャンセリングの性能
SONY WF-1000XM5
雑音が一切聞こえなくなります。ノイズキャンセリングの性能が高すぎてイヤホンを外した時に、普通の街中が騒音のように感じるレベルです。性能が高すぎてイヤホンを外すのが嫌になることが多々あり、自分の生活ではなくてはならない機能だと感じるほどの性能です。トップクラスのノイズキャンセリング性能は間違いありません。
AirPods Pro 2
WF-1000XM5と同じく、雑音が一切聞こえなくなります。正直2つともノイズキャンセリングの性能は同じで差があまり感じられないのですが、ノイズキャンセリングを求めるならこの2つで間違い無いと言える性能です。
バッテリー持続時間
SONY WF-1000XM5
ノイズキャンセリングONの場合本体8時間、付属のケース込みで最長36時間のバッテリーが持続します。
このバッテリー容量は日常生活では、充電が足りないという問題は起こり得ません。仕事などで長時間使用する場合を除き一般的な生活ではバッテリーが足りなくなるということは、まず無いほどの容量です。
AirPods Pro 2
ノイズキャンセリングONの場合本体6時間、付属のケース込みで最長30時間のバッテリーが持続します。
同様に、AirPodsのバッテリー容量も凄まじくWF-1000XM5には劣るものの日常生活では何ら影響のない容量だと言えます。仕事などで長時間使用する場合を除き一般的な生活ではバッテリーが足りなくなるということは、まず無いほどの容量です。
品質・初期不良
SONY WF-1000XM5
WF-1000XM5はやはり、多いと言わざるを得ないのが本音です。ネット上にも数多くの不調が挙げられている通り、AirPodsと比べると比較にならないくらいあります。実際私も数多くの不調を経験しており、特にBluetooth関係の不調が目立ちます。
AirPods Pro 2
AirPods Pro 2は、やはりApple製品と言える安心のクオリティだと思います。ネット上では少なからず不調が挙げられていますがそれも少なく、安心して利用できるのが評価に値すると感じます。
本体のショートカット機能
SONY WF-1000XM5
WF-1000XM5には本体側面をタップすることで音楽の再生などを行うショートカット機能があります。これはかなり使い勝手が良く、外出先でも手軽に操作することができるため日常でもかなり利用頻度の高い機能になります。しかし、触れるだけで機能してしまうため、誤タップがかなり目立ちます。また、手以外でも反応することがあるため精度はあまり良いとは思えないというのが感想です。
AirPods Pro 2
AirPods Pro 2はやはりAppleが開発している通り、利用者が実際に操作することをよく考えた上での設計されていることがよく感じ取れます。ショートカットを操作するにはしっかりクリックが必要があり、これは誤タップを防ぐことができ、精度もとても高くストレスフリーで利用することができます。
価格の比較
SONY WF-1000XM5
初期価格 | 41,799円(2023年9月) |
現在 | 29,000円(価格.com参照) |
差額 | ¥-12,799 (値下がり率:30.6%) |
AirPods Pro 2
初期価格 | 39,860円(2022年9月) |
現在 | 33,860円(価格.com参照) |
差額 | ¥-5,940 (値下がり率:14,9%) |
結論
SONY WF-1000XM5
WF-1000XM5は、操作性や利便性よりも音質を優先したい方にオススメします。
やはり音質に関してはWF-1000XM5一択なのですが、操作性の悪さや利便性の悪さがあります。音楽を楽しみたいという方にはお勧めをするのですが、生活の中で快適に利用したい方にはお勧めできないというのが結論になります。ただ、音質に関しては間違いなくトップクラスのものであります。
AirPods Pro 2
AirPods Pro 2は、操作性や使い勝手、生活の質を上げたい方にオススメします。
やはりAppleが開発しているだけはあり、一般ユーザーが快適に利用できる商品だと実感します。問題性がなく、故障や初期不良も少ないためユーザーは安心して利用できるのがオススメのポイントにあります。iPhoneと組み合わせれば本当に快適に利用できるイヤホンだと思います。
まとめ
SONY WF-1000XM5とAirPods Pro 2のどちらがおすすめかは、ユーザーのニーズによって異なります。音質やノイズキャンセリングを重視するならSONY WF-1000XM5が優れていますが、Apple製品との互換性やデザインのシンプルさを求めるならAirPods Pro 2が適しています。それぞれの特徴を理解し、自分に合ったモデルを選びましょう。