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賃貸の騒音問題に吸音材は効果がある?実体験から感想【マンション・アパート】

壁の薄いマンションやアパートでは、隣人の生活音が気になることが多くなりストレスの原因になります。

そこで、今回は私が実際にした壁に吸音材を設置することで防音性を高めた方法とその効果を解説しています。

賃貸住宅での快適な生活を送るための防音対策を、ぜひ参考にしてください。

私の住処と騒音の悩み

私は現在、壁が薄くて有名な某マンションにかれこれ4年程住んでいます。

隣人の入れ替わりは3人ほど経験しています。壁は薄く、テレビの音、くしゃみ、トイレ、生活音、今何をしているのか分かるほど聞こえてきます。こんな場所に住み続ける理由は、一つ『立地の良さ』ですね。これが私の住み続ける理由になります。

都内、家賃4万、徒歩10分圏内に全てが揃う。これが引越ししない理由です。あと慣れました。

吸音材による防音効果は本当にあるのか?

結論から言うと、あります

ただ前提として家賃4万円の壁が、家賃100万の壁にはならないということはご理解ください。
限度はあります。
しかし、この対策によってある程度の効果は保証できます。防音面、精神面ともに良くなることは、私の対策結果から実証しています。

防音対策にかかる予算の目安

4千円〜2万円ほど

私の場合は1.2万円程度です。しかし対策など、すればするほどお金はかかるのではっきりと断定することはできないので参考程度にしてください。
ですが低予算でも、的確な対策をすれば価格以上の効果が得られるため、より吟味しながら自分に合った対策を講じてください。

吸音材の効果とその仕組みを解説

吸音材は、音を吸収して減衰させる素材のことを指します。一般的に、部屋や建物内での音響環境を改善するために使用されます。吸音材は、音の反射や伝播を抑制し、部屋全体の音響品質を向上させる役割を果たします。

吸音材は、さまざまな形状や素材で提供されています。一般的な吸音材の素材には、以下のようなものがあります。

  1. フォーム素材:スポンジ状の素材やウレタンフォームなどがあります。この種の素材は、柔軟性があり、音を吸収する能力が高いです。
  2. ファイバー素材:ガラスウールやロックウールなどのファイバー素材は、高い吸音性能を持ち、耐久性もあります。また、防火性能があるものもあります。
  3. パネル素材:吸音パネルや吸音タイルなどのパネル状の素材は、壁や天井に取り付けて使用されます。外観も考慮され、デザイン性の高いものもあります。

吸音材は、音の周波数や波長に応じて異なる効果を持ちます。低周波数の音や高周波数の音に対応した吸音材があります。また、吸音材の厚みや密度、表面の凹凸なども吸音性能に影響を与えます。

吸音材は、音楽スタジオや映画館、会議室などの音響設計に広く使用されていますが、最近では一般の住宅やオフィスでも利用されることが増えています。吸音材を適切に使用することで、快適な音環境を実現し、生活の質を向上させることができます。

賃貸の壁に吸音材を設置する具体的な方法

私の場合、賃貸で壁を傷つけたくなかったので以下の方法で吸音材を設置しました。

手順1. 吸音材の連結

まず、吸音材を連結します。一枚で壁全体を覆える場合はこの手順はスキップしてください。
バラバラの場合、全てを連結するまたは、一列ずつ連結します。連結方法は吸音材をテープや接着剤で固定するか、小さな穴を作り、紐または結束バンド等で連結させます。

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手順2. 突っ張り棒の設置

突っ張り棒の設置方法は、縦または、横向きに突っ張り棒を設置します。例として以下の画像2パターンを紹介します。

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手順3. 吸音材の設置

次に、先ほど設置した突っ張り棒と壁の間に吸音材を設置していきます。壁と突っ張り棒の間に吸音材を押し込みます。吸音材がグラグラする場合、突っ張り棒と吸音材を連結してください。

手順4. 緩い部分の固定作業

最後に、グラグラする部分をガムテープや紐等で連結していきます。突っ張り棒は緩くなることを防ぐため、力一杯固定してください。

吸音材を設置した後の防音性の変化と実体験

私の場合これは正しい利用方法とは異なる使い方をしています。本来吸音材は自分の音を抑えるために利用されますが、今回は隣人の騒音を抑えたかったため、吸音材を自分向きにでなく、隣人向きに設置しています。(凹凸部分が相手側になる)

吸音材のみで効果はどのくらいある?

体感10%ほどは音が止んだと感じています。

正直、効果はあったけど大きな変化が見られなかったというのが本音です。なので、

私は吸音材と遮音シートの組み合わせをお勧めします。

吸音材と遮音シートで効果はどのくらいある?

体感50%ほどは音が止んだと感じています。

この2重の対策は目に見えて防音対策の効果が実感できます。

今まで聞こえていたテレビの音や些細な生活音が聞こえなくなり、小さな音の対策には大きな成果が挙げられたと感じています。

※注意:吸音材と遮音シートは違います。吸音材は音が響くのを抑え遮音シートは音を遮断します。

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私が実際に使用した『吸音材』を以下通販で




騒音対策がもたらすメリット

1. 快適な生活環境の確保

騒音は眠りを妨げ、集中力を削ぎ、ストレスを引き起こす要因となります。防音対策を施すことで、静かで快適な居住環境を確保し、日常生活の品質を向上させることができます。

2. 健康への影響の軽減

持続的な騒音への曝露は、心理的なストレスや身体的な健康への悪影響をもたらす可能性があります。防音対策を行うことで、睡眠の質が向上し、ストレスや不安の軽減につながることが期待されます。

3. 隣人間の関係改善

騒音問題は隣人間の関係を悪化させる原因となります。防音対策を行うことで、隣人への配慮を示し、良好なコミュニケーションを促進することができます。

4. 音の漏れを防止

賃貸住宅では、壁や床などの構造が薄く、音が漏れやすい場合があります。防音対策を施すことで、音の漏れを防止し、プライバシーを保護することができます。

5. 快適な作業環境の確保

在宅ワークや趣味の時間を過ごす際にも、静かな環境が重要です。防音対策を施すことで、集中力を維持し、生産性を向上させることができます。

設置時の注意点とトラブル回避法

1. 原状回復義務

賃貸住宅では、退去時に原状回復する義務があります。そのため、防音対策を行う際は、原状回復が可能な方法を選ぶ必要があります。

2. 防音効果

防音対策には、さまざまな方法がありますが、すべての方法で完璧な防音効果を得られるわけではありません。防音対策を行う前に、期待できる防音効果をしっかりと理解しておきましょう。

3. 費用

防音対策には、費用がかかります。防音対策を行う前に、予算をしっかりと立てておきましょう。

4. 周囲への配慮

防音対策によっては、周囲への音漏れが大きくなる場合があります。防音対策を行う前に、周囲への配慮を忘れずにしましょう。

具体的な注意点

  • 防音シートや吸音材を貼る場合は、壁に穴を開けたり、接着剤を使用したりしない方法を選びましょう。
  • 家具の配置を変える場合は、床に傷をつけないように注意しましょう。

  • 防音マットを敷く場合は、床暖房を使用している場合は使用できない場合があります。
  • カーペットを敷く場合は、ダニやカビが発生しないように注意しましょう。

  • 防音カーテンや内窓を設置する場合は、採光を妨げないように注意しましょう。

その他

  • ドアの隙間対策を行う場合は、ドアの開閉に支障が出ないように注意しましょう。

まとめ

賃貸住宅で遮音対策を行う際は、原状回復義務、防音効果、費用、周囲への配慮などの点に注意する必要があります。遮音対策を行う前に、しっかりと情報収集を行い、自分に合った方法を選びましょう。

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